IT企業へ転職を考えている方々へ、現場で作業しつつ中途採用の面接もやっている自分からいくつかアドバイスします。
この内容は、私個人の独断と偏見によるものですので一つの意見として聞いてもらえればよいかと思います。
言ってることがブレない方はすごい
芯が通っているかたの受け答えは聞いていてすごく気持ちがいいです。
また、そういった方は説明がとても上手です。
そうでないと、顧客や部下に仕様や手法を教えることができないからです。
ただ、嘘をつくのも上手かったりするので注意は必要です。
なので、一つの質問を深く探りをいれて本当に嘘を言っていないか。やったことないならやったことがないとはっきり言えるかを見たりしています。
注意点として、頑固とは別です。人の意見を取り入れられない方は成長は見込めないと思います。
行動力がすごい
よく、「休日は何をしていますか?」なんて質問されたりしないでしょうか。
自分はよくやるのですが、そこの意味合いとして最も聞き出したいのは「自己啓発」しているかどうかです。
仕事とプライベートをきっちり分けている方も多いです。それはそれで自分としては問題ないと思っています。
勉強会やハッカソンなど、交流する場に一度も行ったことない方はぜひ体験していただきたいと思っています。
IT関連は技術の進歩も早く、次々と新しい言語や手法が出てきます。
もしIT企業でエンジニアとして、技術を磨いていきたいのであればそういった場を利用するのもありです。
下記はゲーム関連のハッカソンで「Game Global Jam」といいます。48時間で知らない方とチームを組んで1つのお題に基づきゲームを作成します。
ゲームに興味がある方はぜひ参加されるといいと思います。
資格数がすごい
これは、上記と同じ理由の「自己啓発」によるものです。
資格は勉強しないと取れないものが多いです。(業務してればとれる資格もいくつかありますが…)
ただ、これは履歴書を見れば判断がつくので自分が面接するときはすごい人の方が多いです。
将来の夢のスケールがでかい
会社に入って何がしたいですか?とか、将来どのようなキャリアをご希望ですか?のような質問をしたときに、とんでもないスケールのでかさを発言される方がいます。
自分としては、夢や希望などはでかければでかいほどいいと思っていますが、実現不可能なものは駄目だと思います。
そこまでに辿り着くために今努力していることや、どのようなステップアップでそこまで行けるかなどの「経緯」をお話ししていただくことが多いです。
経緯まで、ちゃんと考えられている方はすごいに決まっています。
この経緯の内容が、自分としては結構重要で、「とりあえず精神」「なんとなく精神」のような流れに任せている方は、モチベーションがうまく保てず辞めていかれる方が多いからです。
モチベーションは、周りにも影響を及ぼしますので、目標がなければ立ててしまいましょう。
他の人と比べる必要はありません。
他の人と被ってても問題ありません。
きちんとして目標に向かって努力している方は誰が見ても尊敬できるからです。
やればできる。できそうにないときは修正する。これでいいんです。
何か質問ありますか?の質問攻めがすごい
最後に質問ありますか?みたいな適当な内容を聞くと「ありません」と答える方は結構いますが、それはそれで自分は問題ないと思っています。
別に興味ないんだなってことにはならないんですよね。だってこれまでお話ししてきた内容が充実していたかどうかですからね。
でも、やっぱりなにか聞かなきゃいけないってのが日本人なのかもしれないですが、すごい質問されることもしばしば…(汗)
内容とかは大したことないんですよね。「入社したらどこに配属予定なのか」とか「できればこういった技術をやってみたいんですけどいいところありますでしょうか」みたいなことを話されますが、「まだ採用するかは決まってないからね」と心の中で思っていたりも(笑)
そういった方は真剣なのでちゃんと受け答えはしますし、相手も「受かったかな」と思ってそういう質問をしているのかもしれないですね。
最後に
色々とお話をしましたが、あくまで自分の個人の考えですので参考までに。
また、面接されていると同時に面接官をよく見ておいてくださいね。
面接されているときは、面接されている側も面接官を面接していると思ってやり取りすると会社の顔が見えてきたりします。